本日は10月の27日。こうやって肌寒くなってくると、
つい、暖かいアウターの事を考えてしまう。
皆が気になるところはやはり軽くそれでいて暖かい。
しかも、コスパにも優れてもいる。
そんな冬のメンズアウターが何なのか知りたい事だろう?
答えはサクッとダウンジャケットなわけだが、
何故私が簡単にダウンがコスパ最強。言いきれてしまうのか?
そして、ダウンはデメリットが存在しないのか?
今回は、そんな疑問にお答えしたく、ブログを書いていこうと思っている。
最もコスパが高いのはダウンで間違いない
こそもそアウターにおけるコスパ。とは何か?
ここから始める必要があるだろう。
アウターの役割は大きく分けるとこのような事がある。
- 防寒
- おしゃれ
普通はこの二つだ。
そして、その両方を高次元で手にする事が出来る前提で、
最も金を掛けずに入手しやすいのが、【ダウンジャケット】というわけである。
理由を説明する。
ダウンは暖かさと軽さで圧倒的No1
私はそこそこ洋服に詳しいし、
これまでの人生の中で、一般の人が着ない程に、様々な洋服を実際に購入し着てきた経験がある。
その経験を持ってお答えすれば、
ダウンジャケットとは
圧倒的No1で暖かい。
そして、圧倒的No1で軽い。
しかも、ユニクロなどの
どこでも買える店(試着がしやすい、色やサイズが豊富)
でも、それなりのものが売られており、
尚且つそこそこ安い。
これに異論を唱えられる人は、どんな洋服マニアとて、そうそういないだろうと思う。
ダウンジャケットが軽くて暖かい理由
そもそもダウンジャケットの【ダウン】という言葉がどんな意味か?理解しているだろうか?
ダウンとは基本、ダックダウンやグースダウンの事で、
ダックとはご存知の通りあひるの事だし、グースとは聞きなれないだろうがガチョウの事である。
ダウンとは、もうお分かりだろうが、水鳥の羽毛の事なのだ。
そのダウンが洋服の中で沢山の空気を含む。空気の層はお家の断熱材(だんねつざい)と同様の役割を果たし、冷たい外気を遮断し、内側の暖気を逃さないので暖かく感じる。と言うわけだ。
ちなみに世の中にはダウンと同じような使われ方をする素材に、フェザーや中綿(わた)があるのだが、まったくもって似て非なるものなので、
それらとも比較しつつ、ダウンがなぜ暖かいのか?軽いのか?を説明しようと思う。
ダウンの特徴
https://www.e-nemunoki.com/dt1umou.htm
http://www.bimin.jp/ext/nedoko03-01.html
- 羽毛の事
- 羽毛布団に使われている
- 一羽から少量しか取れない
- 貴重である
- だから値段が高い
- 空気を良く含みフワフワしている
- 抜群に暖かい
- めちゃくちゃ軽い
- 濡れると性能がガクッと下がる
- 乾くと戻る
- ダックダウンよりグースダウンの方が高級
フェザーの特徴
https://sofa.tokyo/matter_structure/feather/
↑ダウンと異なり、真ん中に羽軸がある。
- 羽根の事(赤い羽根共同募金を思い浮かべるとよい)
- ダウンよりたくさん摂れる。
- ダウンより重い
- ダウンより暖かくない
- 少量でボリュームが出せる
- ダウンと比較にならないほど安い
- 安いダウンジャケットはフェザーの割合が多い
中綿(わた)の特徴
https://www.aiirodenim.com/japan-cotton-3603/
- 綿(コットン)の詰め物の事
- 綿花から取れるコットンボールが原料
- 何もないよりは暖かいが、
- ダウン程暖かくはない
- ダウン程軽くもない
- ダウンジャケットと謳っていて、実際は中綿と言う事がままある。
- ダウンと比較にならないほど安い
ダウンジャケットにデメリットはないか?
しかし、そんなダウンジャケットとて、
全く穴が無いか?と言えばそうではない。
れっきとしたとした弱点が存在する。
それは見た目のおしゃれさだ。
おしゃれと言えば、そう見えなくもないが、
ダウンジャケット以上におしゃれっぽく見せる事が可能なアウターは山程あるので、
実質、相対的に見てダウンジャケットはおしゃれとは呼べないだろう。
しかも、大衆服代表のユニクロが毎年力を入れて売り込んでいる商品でもあるので、
着ている人の絶対数が多い。要するにそれだけで平凡に見えてしまうというのがおしゃれさの逆を行っていると思うわけだ。
何に重点を置くかによって、アウターの価値は変わってくるわけだが、
見た目のおしゃれさ、クールさ。を求めるのであれば、
【チェスターフィールドコート】をおすすめする。
https://fashion-mens.net/moteru-chesterfield-coat
トレンドアイテムでもあるので、一時期に比べて着ている人は増えてはいるが、
休日のデート服などには頭一つ抜けておすすめできるおしゃれ風である事は間違いない。
と言うわけで、ダウンジャケットの唯一の弱点はおしゃれさである。と言う事だ。
その点をよく理解したうえで買うなり、着ていくTPOを選べばベストなファッションライフが送れる事だろう。
買わない方がいいダウンジャケットの特徴
値段が10万円以上もするような高級ブランドのダウンなら別だけど、
基本的に、安物であればある程、避けた方がいいと思われる。(ダサいから)
見た目の特徴を列記しておこうと思う。
- フードにファーが付いている。
- レザーダウン
- 柄入りのツイード生地
フードにファーが付いているダウンジャケット
https://sputnicks.jp/fs/sputnicks/outerwear/buy170282
元はと言えば、寒風吹きすさぶ環境下で顔周りが凍結しない為のアイデアで取り付けられたであろう意味のあるデザイン。
現地に生息する動物をお手本に開発されたと思われるが、ミリタリーウェアや漁師など、過酷な環境下で働く男のワークウェアがモチーフとなった。その意匠がフードについたファー(毛)である。
今やデザイン面だけで使用するので、コストカット優先でフェイクファー(偽物の毛)が流通しているが、
今だに高級ブランドではリアルファー(本物の毛)と言って、コヨーテ(オオカミの近縁種)やラクーン(タヌキやアライグマ)フォックス(キツネ)のファーが使用されている。
ミリタリーっぽいデザインならまだしも、普通のナイロン素材の中綿ジャケットなどに、フェイクファーが付いているものだと、何もかもが安っぽく見えるのでおすすめしない。それならいっそのこと、ソリッドに何もついていない方が潔くて好ましいだろう。
レザー風のダウンジャケット
https://shop-list.com/men/regius-evolution/RE5816/
こちらも上記と似ているが、本物の革を使用したレザーダウンなら問題ない事も多いが、
安っぽいレザー風ダウンを買うくらいなら、普通のデザインのものでいいだろう。と感じる事が多い。買うなら、安っぽく見えないか?他者の意見を聞くなどして、確かめてから購入するといいだろう。私なら絶対に買わないが。
模様入りのツイード素材のダウンジャケット
https://ninnkidown.blog.so-net.ne.jp/2013-01-05-1
ツイードでも無地ならシンプルで大人っぽくも見えるが、柄入りはかわいくなりすぎたり、安っぽさが出てしまうのでおすすめしない。
おすすめのダウンジャケット
- シンプルで大人っぽい見た目
- スッキリしたシルエット
- マットな表地(ナイロン)
- ストレッチ入りで着心地が良い
- 首とボディーが繋がったマフラー不要の機能的デザイン
- ダウン70%フェザー30%で2万円代という良心的な価格