https://fashion-mens.net/first-fashion-beginner
前回の更新では、↑ファッション初心者が最初に買うべき洋服は黒スキニーという話をしました。
まだ読んだことがない方は、先にそちらの記事をご覧ください!
そして今回は、黒スキニーに引き続きファッションの初心者が2着目に買うべきファッションアイテムを紹介していきます。
それがこちら!
引用:https://www.lakotahouse.com/brand/items/9901/
黒のレザーシューズですね。
ぱっとみ、ファッション的感覚が薄い初心者の方には写真の靴は私服に合わせて履くタイプの靴ではないように思えるかもしれません。仕事で履くビジネスシューズじゃないかよ!と。
「えっ!私服(カジュアル)なのにドレスシューズ?」
「スニーカーやブーツじゃないの?」
そう思う方もいらっしゃることでしょう。
私も別に、無理してドレスシューズをおすすめしなくても、ナイキやコンバースなどの安価なスニーカーをすすめてもいいわけです。
しかし、服を買い始めて2着目で早くもこのドレスシューズを視野に入れてファッションを考えていく。というこれだけであなたのファッションセンスは大いに磨かれることでしょうし、
実際そこそこおしゃれに見せる為には全てが全て周りと一緒では目立ちませんから、
ある程度一般の色に染まりながら、要所要所では差別化していく必要があるわけです。
大丈夫。心配しないでください!この記事を読み進めてもらえれば、最後にはきっと納得してもらえると思いますよ。
それでは、2着目いってみましょう!
まだトップスにはいかない笑
最初に買うのが黒スキニー(ボトムス)で、2着目に来たのがドレスシューズ(靴)なので、トップスはまだかよ!と思われているかもしれませんが、優先度的には1位がボトムスで、2位が靴で間違いありません!断言しておきます。
実はこの考え方やファッションの捉え方が非常に大切で、
というのもこれがそっくりそのまま、コーディネートの組み方、考え方に繋がっていくからなんですね。
おしゃれな人はその日のコーディネートを下から組み立てる。とよく言われますが、それだけボトムスと靴のコンビネーションが、自分自身の印象にダイレクトに伝わっていく。という事。その影響度が、ボトムス > 靴 > トップスという事だと認識してください。
初心者のうちほどトップスに目が行きがちになるものですが、極端な話、ボトムスと靴さえかっこよければ、トップスはそれなりでも全然かっこよく見せることは可能です。これは逆は不可能で、ボトムスや靴がダサいと、どんなにかっこいいトップスがあったとしてもトータルで見たときに、どこか田舎臭い。ダサい。という印象になりがちです。このことは非常に大事なことだと思いますので、よく覚えておいてくださいね!
という事で、2着目に買う服はトップスではなく、「靴」を選ぶようにしましょう!
黒スキニーに引き続きまたも「黒」
黒スキニーでボトムスが黒なのに、靴も黒で平気の?と思うかもしれませんが、心配いりません大丈夫です!
ご覧のように、おしゃれな人でも黒スキニーと黒のレザーシューズのコーディネートはよく見かけますし、定番な着こなしです。
これまでのファッション経験を踏まえて考えても、個人的には初心者にとってベストな選択肢ではないかと感じていますし、
黒スキニー×黒シューズならコーディネートがとても簡単な割に、ファッション上級者(特にモードよりな人)も好んでやる服装なので、ファッション初心者であることがバレづらいですし、コーディネートによってのブレも生じにくいと思います。(ダサくなりにくい)
そして、なおかつ安い洋服を使っていてもそれが安っぽく見えることが少ないので、安心してコスパ重視で服選びができますし、黒で汚れも目立たない事からメンテナンスの意識が低い初心者の方でも安心ですし、割とどんなタイプの人にも似合ってしまう最強の組み合わせなんです。
正直こんな便利な組み合わせは他にありませんから。
どんな靴を買うかが肝心
次に、「黒い靴」の選び方なんですが、前回の黒スキニーは割とどんな商品でも、余計な装飾さえ入っていなければセーフだったのに対し、
今回の「黒シューズ」はそうはいきません。
脅すわけじゃないのですが、本格的な靴選びをしようとしたら、試着は必須ですし予算も最低5万円ぐらいは用意していただきたくなります。
(私が特に靴好きという事もありそうですが笑)
靴は、多少値段が高くともいい商品を買って、それなりの手入れさえ覚えてしまえば、基本長ーく履けるものなので、本来は初回からどんと数万円出してそれなりの靴を買ってもいいんです。
それと、昨今洋服に関しては安くてもそれなりの見栄えがする洗練された見た目の服が増えてますが、靴はまだまだそうでもなく、基本的にはかっこいい見た目と素材のものほど高く、んー微妙だなーと思う程、値段が安い傾向が強いですので選ぶのは注意が必要です。
ちなみに、本気で靴を買う場合にとてもおすすめなブランドはAlden(オールデン)。もしくはTrickers(トリッカーズ)。
この二つのブランドはドレスシューズを作っているブランドの中でもカジュアルにも合わせやすいフォルム(ラスト)で作られていますし、両社にそれぞれそのブランドならではの履き心地やエイジング(経年変化)の特性が備わっており、愛用していく中でとても楽しめるので、私が履いてきた靴の中ではダントツでおすすめできるブランドです。初心者の方にはゴリ押しするつもりはなく、別の靴を紹介しますw 値段がやたら高いんでね笑
おすすめの黒シューズ
さて、それでは最後に私が見た中で、特におすすめできそうな黒シューズを紹介しますね。
まず最初はドレス色が強く、本格靴と胸を張れる作りなくせして、値段が3万円台で買えるという、まさにエドワードグリーンやジョンロブ(世界トップクラスのブランド靴)も真っ青の技巧派ドレスシューズメーカー。
ジャランスリワヤを紹介します。
JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)
公式サイトに書かれているブランドプロフィールを引用しておきますね。
革靴の真骨頂、
ハンドソーンウェルテッド製法へのこだわり1919年にテデ・チャンドラによってインドネシアで創業した靴工場JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)は、
オランダの植民地であったことから外国人向けのミリタリーブーツを手掛けていました。
その後、経営者の息子ルディ・スパーマンが「これからは平和の時代だ」という想いから、靴の聖地であるイギリスのノーザンプトンで修行を積み、
フランスで皮革の生産を学び「ハンドソーンウェルテッド製法」での靴作りも可能にしました。
そして2003年に待望の「JALAN SRIWIJAYA(ジャラン スリウァヤ)」ブランドが誕生するのです。
ジャランスリワヤの3万円という価格は、本格派紳士靴の中では決して高額とは言えない、むしろ知っている人からすれば、ちょっと安くて不安になってしまう。そんな価格レンジのブランドなんですが、作りは7,8万円のグッドイヤーウェルと製法の靴と何ら遜色のない職人技にて作られています。販売店は日本国内であれば伊勢丹メンズ館やビームス、ユナイテッドアローズなど、世界でもトップクラスのアパレルブランドをセレクトしているお店にて堂々と並んでいる紳士靴です。
もし、少しでも長く履けて、OFFだけでなく、ちゃんとした格好にもコーディネートできる革靴が欲しいのであれば、初心者の方にも間違いないブランドだと思います。
おすすめモデル①:プレーントゥの短靴
ジャランスリワヤに限らず、最初に買う黒シューズでおすすめなのがつま先に何の飾りもないプレーントゥ(トゥはつま先の事。プレーンなつま先という意味)です。
フォーマルから、ビジネス、カジュアルと、スポーツやアウトドアなどアクティブなシーン以外、ほぼ全てのTPOをカヴァーしているデザインです。
靴の中でも最もシンプルであり、流行に左右されることなく壊れるまで何年でも履き続けることが可能です。
ハイシャインレザーを使用しており、鈍い光沢感が雰囲気のあるプレーントゥ。
ストームウェルト、ダブルレザーソールと無骨な作りで存在感のある一足。
アッパーとウェルト、インソールを手作業によるすくい縫いで縫い合わせる
ハンドウェルテッド・グッドイヤー製法です。
この価格帯で手に入るのはやはりこのブランドならではの魅力です。
アッパーにはフランス「デュプイ社」のカーフレザーをする等、素材にも妥協がありません。http://shop.jalansriwijaya.com/
おすすめモデル②:サイドゴアブーツ
次におすすめなのがサイドゴアブーツ。
ヨーロッパのおしゃれメンズ達は大体このサイドゴアかプレーントゥを履いてますね(極端)
サイドゴアの良いところは、スリップオンタイプ(足を突っ込むだけで履ける)でシューレス(靴紐がない)構造なところ。着脱が簡単なので紐靴が面倒。という方にもおすすめできます。
それと、黒スキニーと合わせればカジュアルに履けて、スラックスと合わせればドレッシーに履けるという着用シーンの幅が広いのも魅力の一つです。スニーカーだとそうはいきませんからね。
無駄な装飾のないシンプルなサイドゴアブーツです。
スーツ、スラックスと好相性なのはもちろんのこと、カジュアルでも合わせられるバランスのとれた形なので、オンオフ問わず履けるユーティリティなブーツとして特に人気のアイテムです。
アッパーとウェルト、インソールを手作業によるすくい縫いで縫い合わせるハンドウェルテッド・グッドイヤー製法です。
この価格帯で手に入るのはやはりこのブランドならではの魅力です。
アッパーにはフランス「デュプイ社」のカーフレザーを使用しており素材にも妥協がありません。http://shop.jalansriwijaya.com/
ジャランスリワヤで最初の靴を購入するのであれば、プレーントゥもしくはサイドゴアブーツ。このどちらかがおすすめです。
Dcollection(ディーコレクション)
次に紹介するのは、靴に3万円なんて払えない!もっと手軽なものがいい。という方向けに、合皮(フェイクレザー)のもう少しカジュアルな短靴を紹介します。
こちらの記事でもおすすめしている商品なので、よければ合わせてご覧ください!
https://fashion-mens.net/moteru-black-shoes
Dcollection/ポストマンシューズ
素材は合成皮革のためレザーに不可欠なシューズケアは不要ですし、汚れたら水を絞ったウエスで拭き取ればそれでおしまいです。靴底もラバー製なので雨の日でも履けて、値段以上にオールラウンドに活躍が出来るでしょう。コスパの良さではなかなかの製品だと思います。
お値段は6,980円(税込)なので、本格的な紳士靴としての見た目は期待できませんが、初心者が履くカジュアル専門靴としてのルックス、機能は十分に備えていると思いますよ!
まとめ
メンズファッション初心者が2着目に買うべき洋服は「黒シューズ」である。というお話をしました!
ここまでで、
- 1着目にDcollectionの黒スキニー
- 2着目にジャランスリワヤのプレーントゥ or サイドゴア or Dcollectionのポストマンシューズ
が揃う事になったと思います。実はこの時点で、ファッションの見た目的には8割が完成したと言っても過言ではないくらい、あなたの見た目は脱初心者っぽい見た目に変化してきていると思います。もし鏡を見たときに「?」と感じたとしたら、髪形など顔周りを変えてみると良いかもしれませんよ!
次の3回目はもちろん3着目に買うべき洋服とは?です。ご期待ください!