シャツのご購入やコーディネートに迷われている方に向けて、おすすめのメンズシャツをご紹介します。
メンズに限った話ではありませんが、世の中には実に多種多様なタイプのシャツが存在しています。一口におすすめのシャツと言っても、それを着用するシーンや、着る人の体系、好みのファッションテイスト等まちまちですから、おすすめしたいシャツも当然違ってきます。
そこで、今回は素材や形などの違いにおけるシャツの種類をおすすめできるものから20種類選び提案したいと思います。
私が洋服屋時代に着倒しまくってきた着用データの中から厳選して紹介しますのでご期待ください!
前半はおすすめ20選。後半はかっこよく着こなすための着こなしのコツ、色々なTPOに対してのスタンダードな着こなしを紹介していくので是非参考にしてみてください!
※この記事は割と長めです(^^;) シャツの着こなし方だけ読みたい方はこちらからお読みください!
それでは参りましょう!
1.おすすめのメンズシャツ5選
豆知識
初めにシャツの分類の中からおすすめを紹介しますが、まず分類の基準の一つとなっている素材についての豆知識です。
基本的にシャツは専門用語で「布帛(ふはく)」と呼ばれる織物(編み物ではない)を使って作られている場合が多いです。布帛とはどんな生地でしょうか?
布帛とは?
布帛は、いわゆる織物全般の事で、対極にあたるのは生地の伸び縮みが特徴な編み物(ニット、カットソー)です。例えば、布帛は仮に綿100%で作った場合、生地に伸縮性がほとんど出ません。(ポリウレタンの糸を横糸に混ぜればストレッチ性は出ます)逆にニットやTシャツなどの編み物であれば、綿100%でも生地が伸び縮みしますよね?この違いです。
布帛は伸縮性がない変わりに、作業着やジーパンなどタフな衣料に向いていますし、洗濯にも強いです。それに、ドレッシーさが求められるフォーマル(礼装)なシーンでは糊のきいたピシッとした服が雰囲気ですがそれも布帛が利用されます。
最近では、カットソーの一つポロシャツによく使われている鹿子編みで出来た長袖シャツがあるので、(ユニクロが作っている)この限りではないのですが、これがまた凄く実用的だったりして、シャツ=布帛。という既成概念は崩れつつあるのかな。と個人的に思ってます。でも基本はシャツと言えば素材は布帛であることが多いです。
そしてこの布帛の中には実に様々な生地の織り方が存在しており、その組織を大きく分けると平織、綾織り、朱子織という呼び方になり、これを更に細かく分けると、皆さんが良く聞いたことのある
- ブロード(平織)
- オックスフォード(平織)
- サテン(朱子織)
- デニム(綾織り)
- シャンブレー(平織)
- フランネル(平織、綾織り)
といった感じの呼び名になります。
ちょっと専門的な話に突っ込んでみましたが知っておいて損がない豆知識でした!
それではその中でもおすすめしたい代表的なシャツを紹介しましょう!
1.オックスフォードシャツ
まずはメンズのシャツのスタンダードにふさわしい「白シャツ」から紹介します♪
オックスフォードシャツの特徴
引用:http://www.brooksbrothers.co.jp/top/detail/asp/detail.asp?scode=1132002050&id=1
オックスフォードシャツは平織の一つ「オックスフォード」で織られた生地で作ったシャツのことで、基本的にはドレスシャツの分類に入るものが多いです。しかし、無地ながらも表面がざらっとしたやや粗めな素材感なので、着方によってはカジュアルな印象にも見える事でしょう。
あくまでうんちく的な話ですが、インドからイギリスに伝わってきたポロという馬に乗って行う紳士的なイメージのスポーツがあり、オックスフォードシャツはそのポロの競技中に着用されていた。という過去の歴史があるため、ハンティングウエアー等と同様にスポーティーながらもどこか紳士的(ドレッシーなイメージ)な上品さを漂わせるカジュアルアイテム。というイメージが洋服好きの間で定着しており、加えてアイビーという、アメカジの代表格のファッションテイストにも欠かせないアイテムだった為、そのイメージも相まってカジュアルとドレスの中庸的なポジションが確立したのだと思われます。
ちなみにアイビーはアメリカ東海岸の名門大学の総称「アイビー・リーグ」から来ており、そこに通える上流階級のおぼっちゃん達”エリート”が着こなす、スポーツミックス的な清潔感ある着こなし。に端を発するファッションムーブメントの事です。
そのようなことから、スポーティーなイメージもあり、ビジネス以上のフォーマルにはあまり用いられない印象があります。ファッションにこだわっている人からすれば、ややカジュアルな印象ですが、あくまでうんちくの範囲は超えてないとは思います笑。
ちなみに、オックスフォードシャツと言えばやはりボタンダウンカラーですが、
こちらもポロの競技中、襟がはためかないように襟をボタン留めした。という歴史があり、そこから広まったディテールです。当時はポロカラーと呼ばれたそうです。現代ではその時の名残からか「オックスフォードシャツ×ボタンダウンカラー」というセットとして圧倒的定番感のある固定ポジションを確立しました。有名ブランドとしては日本でもアウトレットに入っている、ブルックスブラザーズや、ポロの競技者がブランドのロゴマークになっているラルフローレンなどが作ったオックスフォードシャツが由緒正しきオリジナル。という風潮がありますね。
ちなみにロイヤルオックスと呼ばれる素材ですが、これは通常のオックスフォード織りよりも目の細かい素材に用いられることが多い呼び方です。よりキレイ目な見た目になります。
おすすめポイントとデメリット
- キレイ目な素材、色目が多いので汚れが目立ちやすく平均寿命が短い
- 細身の日本人体系にマッチするパターンで作ったオックスフォードシャツが意外と少ない
- 清潔感はあるがよれよれだとだらしないサラリーマンみたいになる
- 着ている人が多く、人とかぶりがち
- 様々な着こなしと合わせやすい。デニムはもちろん、軍パンなどとも相性がいい。
- 男っぽい見た目にさらりと取り入れるとグッド
- 単体で着るなら腕まくりは必須級
マッチするTPO
- ビジネスシーン
- キレイ目なカジュアル
- シティー風のストリートファッション
代表的なブランド
- BROOKS BROTHERS(ブルックスブラザーズ/アメリカ)
オックスフォードシャツの詳細記事
https://fashion-mens.net/moteru-tops-whiteshirt
オックスフォードシャツの通販
↓Amazonでブルックスを検索したらこんな本が出てました( ゚Д゚)
表紙はもちろんB.Dシャツ(オックスフォードクロスのボタンダウンシャツの事)ですね笑
Brooks Brothers: 200 Years of American Style
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2.リネンシャツ
次に個人的にはまっているリネンシャツを紹介します♪
リネンシャツの特徴
引用:http://www.bronline.jp/blog/guji/2016/05/-giannetto.html
リネンシャツはその名の通り麻(あさ)の一種から作られた天然植物由来のシャツの事です。
日本で麻と言うとかなり広範囲の植物の総称になり、有名な大麻取締法で所持が禁止されている”大麻草”も麻の一種ですし、逆に体にとても良いとされている亜麻仁油(あまにゆ)やフラックスシードなどが採取できる亜麻(リネン・フラックス)も麻の一種とされてます。日本では古来から神社のしめ縄に大麻草の繊維が使われてきたのは有名な話で聞いたことがある方も多いはずです!以下に麻の分類を書いておきますね。
リネン=日本語だと亜麻となる。抗菌効果があり繊維が乾きやすいので夏用の洋服に使われることが多い麻の一種。日本には海外から持ち込まれて入ってきたらしい。リネンの種子から取れる亜麻仁油はオメガ3脂肪酸を多く含み、栄養価が貴重なためにチアシードのようにスーパーフードとして注目されている。
ラミー=苧麻の事 昔から日本にあるらしく、洋服にも使われることが多い素材。ラミーキャンバスとかありますよね。
ヘンプ=大麻の事 ←法律で禁止されているのはこれの事。昔から日本にある植物。ヘンプも繊維としては良いところが沢山あるのだが、日本だとイメージが悪い笑
麻という植物全般に言える事ですが、様々な天然由来のメリットがある有用な植物で、大麻のように吸引するとハイになる一面もありますが、洋服に使用すると、
- 濡れても乾きやすい。べたつかない
- 濡れても生地がタフ。洗濯に強い
- 天然の消臭性能がある
- 使い込んで劣化しても風合いが出る
等、コットンやウールなどその他の天然繊維に負けない色んな良いところがある繊維の一つです。
リネンシャツはファッション的には近年イタリアファッション的なイメージがあり、爽やかな夏の地中海的なイメージで夏のファッションに多用されるようになってきました。短パンにリネンシャツ的なね。リネンシャツの事が良くわかる動画をリンクしておくのでよかったらご覧ください!
管理人である私タチコマもですね、夏だけでなく近年オールシーズンでリネンシャツを着るようになり、1着だけシャツを選ぶとしたら今なら確実に「ネイビーのリネンシャツ。」と、答える程、気に入ってよく着ています(^^) アイロンかけなくていいし、ネイビーなら汚れが気にならないし、着心地もいい。洗濯耐久性も高くて見た目大人っぽいし、経年変化も楽しめる。ってんで最高ですね!ユニクロでも夏場普通に買えますよ!
おすすめポイントとデメリット
- 着心地が爽やか
- 見た目大人っぽい
- ラフに着ていてもだらしなく見えづらい
- 手入れが楽
- すぐ乾く
- 意外とタフ
- 経年変化がかっこいい
- シンプルで長持ちする
- 流行に左右されづらい
- デメリットは特に思いつきません
マッチするTPO
- 大人な休日スタイル
- リゾートファッション
- 海
- プールサイド
代表的なブランド
- GIANNETTO(ジャンネット)
- Maria Santangelo(マリアサンタンジェロ)
リネンシャツの通販
季節的にリネン100%がなかったので、コットン/リネンのシャツをリンクさせておきます!コットン/リネンも超かっこいいですよ。
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3.ミリタリーシャツ
3つ目はミリタリーシャツ。もしも愛用しているボトムスが軍パン(ミリタリーパンツ)以外なら、相性抜群の可能性が高い万能シャツです。
ミリタリーシャツの特徴
引用:http://www.m-lotus.com/products/detail8384.html
ミリタリーシャツはその名の通り各国のミリタリー(軍隊)が実際に着用していた上着をベースに各ブランドが独自にデザインを加えたものや、シルエットをファッション的に改良したもの、もしくは実際の軍で使用されていた実物の放出品、デッドストック品を指しています。
ミリタリーシャツは着方を間違うと軍事オタクみたいな風に見えてファッショナブルに見えない恐れはありますが、髪形やボトムスにこだわっていればまずそんなことにはならないでしょう。それよりも黒スキニーやインディゴデニム、短パンやホワイトデニムなど様々なベーシックなボトムスとの色目的な相性が良くスラックスとコーディネートしてもギャップが生まれて良い感じに男臭い男性ならではのワイルドさが出てとてもかっこよく決まります。個人的に昔からミリタリーアイテムが好きなこともあり、M-65やCPOジャケットなどミリタリー系のトップスを愛用してきましたが、実際に着てみるとわかるのですがコーディネートのしやすさはダントツですし、汚れが気にならなかったり洗濯にも耐えてくれるなど、カジュアルに使い勝手が良いというのが一番の特徴かと思います。
ミリタリーシャツの場合はもともとの出自が軍隊という事もあって、オリジナルを辿るとアメリカ軍や各国の軍隊の古着等になってくるので、特に有名なブランドと言うのはないと思うのですが、ファッション的に言うのであれば軍もののレプリカを作っているアヴィレックスやアルファインダストリーズ、ロスコなどに比べて、値段は高くなりますがWTAPSやネイバーフッドなどの国内のブランドが作っているミリタリーシャツが素材、シルエット、縫製などトータルで見てクオリティーが高くおしゃれに着れると思います。一度買ったら何年でもボロボロになるまで着れるシャツなので値段が高くても満足できる逸品になり得るのではないかと思いますね。という事で個人的にはWTAPS(ダブルタップス)のミリタリーシャツがイチオシです。
おすすめポイントとデメリット
- 汚れに強い(気にならない)
- 野外で映える。アウトドアにおすすめ
- 丈夫で長持ち
- 経年変化が楽しい
- ボロボロでも絵になる
- リペアしても楽しい
- 様々なボトムスと相性が良い
- 軍パンとのセットアップだけは危険
マッチするTPO
- 普段のカジュアルシーン
- アウトドア、キャンプ
代表的なブランド
(個人的に)
- WTAPS(ダブルタップス)
ミリタリーシャツの通販
私がおすすめしたいWTAPSはAmazonでは取り扱えないブランドなので各セレクトショップでの購入が基本となります。
楽天などで古着を探すこともできます。
⇒Amazonで「ミリタリーシャツ␣メンズ」で探した結果を見る
4.シャンブレーシャツ
4つ目はワークウェアーの代表的アイテムからシャンブレーシャツを紹介します。
シャンブレーシャツの特徴
引用:https://ameblo.jp/gigile/entry-12292834149.html
シャンブレーは素材の名前です。デニムと同じように縦糸と横糸で異なる色糸を使いますが、デニムが綾織り(ツイル)で織るのに対し、シャンブレーは平織で織られています。デニムより生地が薄目でシャツに最適な厚みの製品が多いのが特徴です。生地はごわつかず、かつ適度にコシがあり丈夫なため、デニム同様ワークウェアーとして古くからワーカーに愛されてきたアメリカを代表するデザインです。
シャンブレーシャツの特徴として、未洗いの製品でもデニムほど色が濃くなく濃い色のデニムパンツとコーディネートしてもいい雰囲気のグラデーションとして映るため、デニムオンデニムのような雰囲気が気軽に楽しめます。また作業着として生み出されたアイテムであることからも汚れを気にすることなくデイリーにガンガン着れますし、汚れても洗濯して何度も着こんでいくことでデニムほどではありませんが経年変化を楽しむことも可能です。シャンブレーシャツを購入するときのポイントとしては、生地は同じようなシャンブレーでもパターン(形)がドレッシーなものを選ぶか、それともまんまワークウェアーノリのデザインを選ぶかで、着用する際の着こなし方も変わってきます。普段着としてラフに、古着やアメカジの雰囲気でブーツなどと男っぽくコーディネートするならば両胸にボタン留め付きのポケットが付いたワークシャツを。ネクタイでタイドアップしたりベストやジャケットと合わせて着こなすなら細身なドレスシャツメーカーのシャンブレーシャツを購入するといいと思います。似て非なるものでそれだけで大人っぽさもずいぶんと変わってくると思います。
↓まんまワークシャツなシャンブレーシャツの着こなしイメージ
↓ドレッシーに着こなすシャンブレーシャツの着こなしイメージ
おすすめポイントとデメリット
- 汚れが気になりにくい
- 洗濯に強い
- ケアやメンテナンスが楽
- どんなボトムスにも相性がいい
- オールシーズン使える
- 流行りに左右されにくい
- 着こなし方次第でドレッシーにもカジュアルにも着られる
- アメカジっぽくもイタリアっぽくも着られる
- ドレスアイテムとの相性もいい
- 基本カジュアルなアイテムなので着こなし方によっては場にそぐわない場合がある
マッチするTPO
- 普段のカジュアルシーン
- アウトドア、キャンプ
- (着こなしによって)セミフォーマルなシーン
代表的なブランド
ありとあらゆる様々なテイストのブランドが作っているのでこれと言って代表的なブランドはない。強いて言えば個人的には、
- orslow(オアスロウ/日本)
かな。と思う
シャンブレーシャツの通販
個人的には今の気分的にシャンブレーシャツを着るならドレッシーに着こなす方が雰囲気だと思っているので、割とちゃんとしたパターンで作っているドレスシャツ的なシャンブレーシャツを紹介します。
(フィナモレ)Finamore 019542 トリエステ シモーネ 綿100% シャツ カッタウェイ シャンブレー デニム イタリア製 TRIESTE SIMONE 11 ブルー 41
⇒Amazonで「シャンブレーシャツ␣メンズ」で探した結果を見る
5.ネルシャツ
最後は秋冬におすすめなネルシャツです。様々なチェックパターンの中から自分の気に入った一着を探す楽しみがあります。
ネルシャツの特徴
引用:http://www.hi-smile.com/product/10926
ネルシャツは正式には”フランネルシャツ”と言って、フランネルの生地を使ったシャツ全般のことを指しています。フランネルは毛織物の事を指す総称で、そこから細かく分けると、綿フランネル、ウールフランネル、フラノなどいくつかの素材に分類する事が出来ます。
基本はアメカジアイテムとして見られることが多く、有名なブランドもアメリカの古着に多く綿フランネルなら、
- BIGMAC(ビッグマック)
- Sears(シアーズ・ローバック)
- FIVE BROTHER(ファイブ ブラザー)
ウールフランネルなら
- PENDLETON(ペンドルトン)
フラノなら
- FILSON(フィルソン)
等が挙げられると思います(詳しい事はヴィンテージなどを扱う古着屋さんに聞くべし)
基本的にはネルシャツはチェックパターンを採用していることが多く、ハンターが森で誤射されないように目立つ色を着たとか色んな歴史的背景があるんだと思います。
個人的にチクチク系が苦手なので秋冬は綿フランネルを愛用することが多いのですが、中々安いメーカーのネルシャツでは満足できないことが多く、かといってサイズぶかぶかの古着を着るわけにもいかないので、上手に古着のテイストを現代に復刻させた国内のメーカーのネルシャツを高いお金出して買ってしまう事が多いです。しかし、洗濯もガンガンいけますしかなり長い間着れるので、高いお金を出しても損しないのがネルシャツだと思っています。買うならTENDERLOIN(テンダーロイン)のネルシャツがどの色もかっこよくておすすめ。
引用:https://item.rakuten.co.jp/stay246/gbuq009/
あと、ネルシャツと言えば日本で80年代に大流行りしているせいか90年代から2000年代にはおたくの代名詞的な言われをされていて、「そんな安直な。。」と思うのですが、基本的にはかっこよく着こなす人はカッコいいし、微妙に見えてしまう人はどの服にもいらっしゃるわけで、逆に着ている人が少なくなった今でこそネルシャツをかっこ良く着こなしていると際立って映るんではないかと思いますね!
おすすめポイントとデメリット
- 汚れが気になりにくい
- 洗濯に強い
- ケアやメンテナンスが楽
- どんなボトムスにも相性がいい
- オールシーズン使える
- 流行りに左右されにくい
- 着こなし方次第でドレッシーにもカジュアルにも着られる
- アメカジっぽくもイタリアっぽくも着られる
- ドレスアイテムとの相性もいい
- 基本カジュアルなアイテムなので着こなし方によっては場にそぐわない場合がある
マッチするTPO
- 普段のカジュアルシーン
- 日常の軽作業時
- アウトドア、キャンプ
代表的なブランド
今は手に入らない昔のストアブランドが大半ですが、
- BIGMAC(ビッグマック/アメリカ)
- Sears(シアーズ・ローバック/アメリカ)
- FIVE BROTHER(ファイブ ブラザー/アメリカ)
- PENDLETON(ペンドルトン/アメリカ)
- FILSON(フィルソン/アメリカ)
- TENDERLOIN(テンダーロイン/日本)
ネルシャツの通販
TENDERLOINのネルシャツは定価だと相応な値段がしますが、中古だとそこそこの価格で購入できるため、古着で買うのもありだと思います。生地に関しては折り紙付きなので安心してください。ただし、シルエットはがっつり古着よりの大きめなサイズ感なので体の線が細い人は似合わない可能性があるのでご注意を。
★送料無料★TENDERLOIN◆ネルシャツ/S/コットン/YLW【中古】【メンズウェア】
2.メンズのシャツのおすすめコーディネート
シャツを上手に着こなしている人の写真を見つつ、シャツのベストな着こなし方を見ていきましょう。同じブランドのシャツでも選ぶサイズや体系へのフィット具合、ボタンをどこまで留めて、袖はまくるのか、まくらないのか?こんなささいな違いだけで見た目が大きく変化します。鏡の前で色々試しつつご自分に合った着こなしを探求してみましょう!
カジュアルなチェックのネルシャツもボタンを一番上までしっかりと留めて、あえてちゃんとした着こなしに見せることでおしゃれ度がグンと増しますね。非常に使えるテクニックだと思います。流石ベッカム!
逆にトップボタン、第2ボタンまで開けて裾はタックイン。袖をまくる。というスマートながらも色気ある着こなしも流石な感じですが、日本人の色白な肌感や振り切ってないノーマルな髪形、顔の雰囲気でやってしまうと、キモさが出てしまう場合もあるので人によりますね。色黒だったり、日焼けの加減や季節感、髪形の爽やかさなどがあればとてもマッチする着こなしではあります。ギャル男感やオラオラ感の出過ぎには注意したいもんです。
こんな感じで、子供っぽいと言われがちな半袖シャツも袖をまくってタイトに見えることで男らしく、かつ快適な着こなしをする事が可能です。生地はキレイ目なものが雰囲気的にマッチするのと、サイズをタイトにするのが半袖シャツを着る際のポイントだと思います。袖幅が広いのは基本NG。
デニム系のカジュアルな素材のシャツですが、ベストとタイドアップ(ネクタイを締める事)でドレス感を上げ、大胆な袖まくりで男らしさとラフっぽさでギャップを作る。上手なシャツの着こなし方ですね。
まとめ
というわけで、個人的に特におすすめしたいメンズシャツ
- オックスフォードシャツ
- リネンシャツ
- ミリタリーシャツ
- シャンブレーシャツ
- ネルシャツ
の5つを紹介しました!
正直、この5つがあれば、日常的なカジュアルシーンでほぼ困ることはないと断言できるぐらい万能だと思うので、ぜひシャツ選びで迷った際はこの5つをまずは揃えてみてくださいね!
それではまた次回!