夏はフルレングス(いわゆる長ズボン)のボトムスでは暑く、外では快適に過ごせません。
体温調節も兼ねておしゃれに過ごすなら、ひざ丈のハーフパンツが特におすすめです。
ハーフパンツの種類
まずは、ハーフパンツを選ぶときのポイントとして、
ハーフパンツの種類を把握しておくのがおすすめです。
素材や色などで見え方が大きく異なるため、見た目に違いが生まれやすい順に上からポイント解説します。
色(カラー):見た目の変化具合(大)
ショートパンツは特に下半身の半分しか覆わない事と、
季節的にも派手な色が雰囲気にマッチしやすい事もあり、
原色や明るい色が売られていることが多くあります。
ハーフパンツを着用している自分ではなく、それを見た他人がどういう印象を受けるか?
と言う意味においては色を変化させる事が最もインパクトがあります。
しかも、ハーフパンツの色が変われば、必然的にコーディネート全体も変化するので、
余計に見た目の雰囲気が変わるのだと思います。
例えば、ベーシックで落ち着いた印象にしたければ黒や紺(ネイビー)、ベージュ、グレーなどがありますが、デメリットとしては普通過ぎる印象になり埋もれてしまう。という事が言えます。
顔周りが普通で個性が無い自覚があるなら特にベージュはおすすめしません。完全に量産型になってしまうからです。
その点、ベーシックながらもスタイリッシュに見せたいのであれば白がおすすめです。がしかし、弱点としては汚れに弱いため、やや気を使いながらの着用となることです。見た目の清潔を維持する事が出来ない性格ならやめておくべきです。
アウトドアが好きなら、奔放に自然に馴染む色の、オリーブ(緑)やライトブラウンがあります。アースカラーのギャップを活かして都市部でもおしゃれなコーディネートを組むことも可能です。
特段おすすめはしませんが、派手目で海に合うイメージならパステルカラーも選択肢にあります。
ボーダー(縞模様)や柄物でもかっこいいコーディネートが出来ます。
そんな中、個人的におすすめなのはミディアムグレーです。
トップスの色との相性問題も少ないですし、洗濯を繰り返してもかっこ悪い色落ちになりにくいです。見た目が大人っぽくなるわりに、他人とかぶることが少ない印象があります。
次点でおすすめするなら黒や白です。黒は汚れの目立ちにくさが売りですし、コーディネートも選びません。白はあか抜けた雰囲気を作るのにピカイチです。ただし、全体的に大人っぽくしないと、かえって子供っぽく見える事もあります。
形(シルエット):見た目の変化具合(中)
形と言っても、シルエットの太さ(細さ)による違いと、
ポケットが付いているか?などディティールによる違いによって分ける事が出来ます。
例えばデニムショーツは典型的なジーパンを短くした形で、ポケット配置もデニムパンツそのままです。ヒップポケットなどで見分ける事が出来、サイドは基本真っすぐです。
シルエットはやや太目のものが多い印象で、その場合カジュアルな見た目になります。
チノショーツと呼ばれるデザインだと、チノパンの丈を短くしたような形で、スラックス(スーツのズボン)っぽいポケットの形となり、デニムの型よりはやや細めのシルエットが多くなるでしょう。
カーゴショーツは両サイドにカーゴポケットと呼ばれる大き目のポケットがある形で、元々はミリタリーパンツから来ているデザインです。その為、迷彩カラーのオリーブ色などが多くなります。
特別こだわりが無ければ、大人っぽくキレイめな印象を与えるスラックス型の形をしたハーフパンツがおすすめです。
素材(マテリアル):見た目の変化具合(少)
素材による見た目の違いは、上記に比べるとさらに小さなものとなります。
ですが、おしゃれっぽさを引き立てるうえでは非常に重要な要素となるので、こだわりが強い方にとっては大切なファクターとなるでしょう。
ハーフパンツでよく用いられるのは綿素材です。ポリエステルなどの化学繊維が混じったものもあります。ぴったりとフィットしたスキニーなハーフパンツは今流行っていないので、ストレッチ性の有無はそこまで関係ないでしょう。
特にこだわりが無ければ、履き心地が良くて汗も良く吸いますし、洗濯がしやすい綿素材がおすすめです。
こちらのおすすめなショートパンツは、
97%が綿(コットン)で作られており、残りがストレッチ性を与えるポリウレタンで織られています。
専門用語では組織名と言いますが、生地の織り方はカツラギと呼ばれる織り方で、チノのよく似た綾織の素材です。
特徴としては、厚みがあって耐久性が高く、高密度で織るため、生地に光沢があり高級感を感じさせます。メンズのハーフパンツの素材としては最もオーソドックスな生地ではないでしょうか?
ハーフパンツの選び方
大まかなハーフパンツの選び方は上でも触れていますが、
ここでは、より詳しいハーフパンツの選び方を紹介します。
まずは全体のコーディネートを決める
おすすめのやり方はまず初めにコーディネート全体を決めてしまう事です。
パーツから入るよりも全体を決めてからの方がブレにくく、探すのも簡単になります。
ファッション選びの参考になる、おしゃれなストリートスナップなどを探すなら、
instaglam(インスタグラム)もいいですが、Pinterest(ピンタレスト)がおすすめです。
検索窓に、
と入れて、お気に入りのスタイル写真を探しましょう。まずはそこからです。
シルエットや丈感を画像から汲み取る
自分がおしゃれだなと思う写真が決まったら、
次はその写真で着用されているハーフパンツの、
- 色
- シルエット
- 丈
- 素材
を見極めましょう。
画質のいい写真であれば大体のイメージはくみ取れるはずです。
とくに丈感は重要で、ひざがまるっと出ているのか、そうではなく少し隠れる程度なのか?
その辺を注視してなるべくイメージに近いものを購入しましょう。
プチプラで探す
ハーフパンツはブランド品を買っても、
ファストファッションなどで激安価格で買っても、
大して見た目に違いが分からないはずです。
ブランドのロゴが入るわけでもなく、柄物が欲しいのでもなければ、ユニクロや安い通販で十分だと個人的には思います。
もちろん、値段が高い商品であればそれなりに利用価値が高い事もあるとは思うので、そのあたりはお好みで選んでみて下さい。
ちなみに、個人的におすすめのショップは、
Dcollection ⇒ オシャレ初心者のためのメンズファッション通販サイト
SPU ⇒ キレイめモテファッション,SPUTNICKS スプートニクス
がおすすめです。
どちらも価格がユニクロ以上に安い場合が多く、
シンプルで使いやすいデザインなので、
「デート服にユニクロはちょっと..。」と言う時にもおすすめ出来ます。
ハーフパンツの履き方
ハーフパンツを手にした後は、実際に履いてみるわけですが、
その際の注意点やポイントを解説します。
ズボンを下げ過ぎない
少しぐらいなら腰で落として履く方がかっこよく決まりますが、
あまりにズリ下げ過ぎると足が短く見え、かえってかっこ悪くなります。
あとは、今の流行りで言うなら、ウエストはオーバーサイズではなく
腰辺りでジャストサイズになるように履きましょう。
ベルトをつける
場合によってはベルトなしでもカッコよく見える事もあるかもしれませんが、
基本的にはウエストがぴったりだったとしても装飾的な意味でのベルトは必要です。
ベルトが無い場合にどう見えるかと言うと、やはりコーディネートとしてのっぺりと安っぽく見えてしまいます。
ファッションなどの外見に無頓着な人に見えますし、洗練されて見えなくなってしまいます。
安いベルトでも構わないのでシンプルなベルトを一つ持っておくと便利です。
ハーフパンツのコーディネート
大人っぽく、キレイめに見えるハーフパンツを使ったコーディネートを解説します。
トップスを同じ生地のジャケットにしてセットアップにするのは難易度が高いかもしれませんが、
靴をドレスアップさせて革靴を合わせるのはとてもおすすめです。
スニーカーには出せない高級感と、大人っぽさが出ます。
ショーツを合わせる時に、長袖シャツを袖まくりしてコーディネートするのは定番の着こなしです。
気温の高い日中は厳しいかもしれませんが、日が暮れて店内など空調のきいたところでは上に羽織る。と言う着方が気が利いていておすすめです。
TPO次第では、トップスをゆったりさせたリラックススタイルも雰囲気良く見える事があります。
だらしなくなりがちなのでシワのない清潔なトップスを合わせましょう。
秋口にはジャケットとコーディネートしてもとてもおしゃれです。
ただし、痩せ型体系は似合わない事が多いので適度に胸板が厚くなるよう鍛えましょう。
ハーフパンツのおすすめブランド
ハーフパンツを作っているブランドは無数にあるため、
これと言って特別おすすめするブランドもありません。
このブランドじゃないと買えない。と言う事があまりないからです。
なので、個人的に思うのはハーフパンツはブランドものである必要があまりない。と言う事です。
ユニクロやZARAなどのファストファッションでも十分良いシルエットのハーフパンツが買えますよ。
通販なら、
こちらのショーツを作っているSPUTNICKSか、
こちらのショーツを作っているD collectionが安くておすすめです。