こんにちはシュンです。
先程このようなツイートをしました。
今、靴を買おうとしている人に、靴を買う前に是非とも読んで欲しい記事になります。
靴を買う時に気にすべき事
ポイント1:TPO
黒のストレートチップであれば、フォーマル~ビジネス~カジュアル(キレイめ)とある程度の汎用性がありますが、さすがに夏の海に出かける時は厳しいです。
このように、靴は一足ではすべてのシーンを賄えません。
- 普段の私服に合わせる靴
- キャンプに履く靴
- ガーデニングで履く靴
- 冠婚葬祭
などなど、普段の生活にどのようなTPOがあるかを整理して、出来る限り一石二鳥を狙って少ない足数でカバーするように意識してみましょう。
たとえば私ですが、もしゼロから靴をそろえるのであれば、このような買い方をします。
- フォーマルシューズ
- カジュアルのキレイめシューズ
- アウトドア用
- スニーカー
具体的なモデル名は後述しますが、無類の靴好きであるにもかかわらず、少数精鋭でその分一足一足にお金を投入するスタイルです。
その方が、その場その場のコーディネートが上質になりやすいです。
ポイント2:黒が基本
ファッションに疎い方ほど、珍しいカラーを選びがちな気がしますが、かえって逆効果でおしゃれに見えなくなってしまいます。
おしゃれに精通しているハイブランドのデザイナーの私服を見てみると、至ってシンプルにまとめていることが多いです。黒のTシャツ、グレーのスラックス、黒のレザーシューズ。みたいなスタイルです。
大人っぽい男性は女性にも男性にも好印象を与えやすいのですが、大人っぽい靴の色は圧倒的に黒です。
靴は基本的には遊ぶパーツではない為、定番的に使える黒の単色がおすすめです。
ポイント3:レザーシューズに金を投入
スニーカーはどう頑張っても消耗品です。なので極力高い商品は買わないようにします。(ナイキやアディダス、ヴァンズ、コンバースなどのレギュラー品で充分)
逆に、レザーシューズはソールが張り替えられるものであれば長持ちするので、多少値段が張っても見た目が良くて履き心地の良いデザインを選ぶようにしてください。
レザーシューズ=キレイめカジュアル~フォーマルでの着用を想定しているので、人生の節目節目のイベントや大事な人と食事に行くなどといったシーンで履くことが増えるはずです。
ケチらずに上等なものを選ぶようにしてください。
私のお勧めは3万円ぐらいで買える(ソール張替え可能なドレスシューズの中ではこれでも安い方)ジャランスリワヤというブランドのサイドゴアブーツです。
見た目も作りも8万オーバーのイギリス靴に見劣りしない本格派ですし、サイドゴアブーツはスーツからデニムから幅広くコーディネート出来て便利です。
始めの一足はプレーントゥから
自分を上質に見せたければ、最初に買うべき靴はスニーカーではなく、上品な大人に見えるレザーシューズを選ぶべきです。
靴だけ上品なものにして、あとは普通にデニムや黒スキニーを合わせて、トップスに無地のTシャツやニットを羽織るだけでめっちゃくちゃカッコよく見えるので不思議です。ぶっちゃけシンプルが一番かっこいいです。
プレーントゥと言って、つま先に何も装飾がないタイプの靴であれば、冠婚葬祭から、デート、友達や家族とお出かけなど幅広く使用でき、カジュアルすぎて失敗した。という事になりません。
プレーントゥ【アッパー】オールデン
値段を見るとアホらしいですが、不思議と買っても後悔しないシューズです。無理におすすめはしませんが、靴が好きなら一度は買って履き倒してみると愛着がわいて大事にすることでしょう。買った直後もそうですが、数年後に買ってよかったと思える靴がオールデンのコードバンです。
用語解説
オールデン(Alden)=アメリカの老舗シューズブランド
コードバン(Cordovan)=靴や財布などに使用される最高級の馬革
プレーントゥ【ミドル】ジャランスリワヤ
オールデンほどの名品という認識はされていないようですが、リーガル程大衆ブランドでもないので、靴好きのみが知るコスパブランドです。ちなみにハンドソーンウェルテッド製法といって、伝統的な製法の靴です。
創業者の息子が靴の聖地イギリスのノーザンプトンで修業して、フランスで皮革の生産を学び、母国インドネシアで生産するハイクラスなブランドです。
プレーントゥの他にも、内羽式のストレートチップもいいですね。
プレーントゥ【ミドル】レッドウイングのポストマン
値段はともかくとして、もっとカジュアルに振りたい場合、レッドウイングのポストマンがおススメです。
ポストマン(Postman)=郵便配達員の事
古いミリタリーシューズのようなラウンドトゥでぽってりとした見た目なので、スラックスなどに合わせてドレッシーなスタイルにするよりかは、デニムや軍パンみたいな古着アイテムと相性がいい靴です。
ポストマンは、郵便局員の配達用靴なのでフラットソールで軽く歩きやすいのもメリットです。
プレーントゥ【エントリー】ドクターマーチンの3ホール
カジュアル向きなのがドクターマーチンの3ホール。Youtuberのげんじという人がプッシュしているので、大学生ぐらいの世代に人気があるイメージになってきました。若い大学生と似たような恰好は避けたい。という人は選ばない方がいいシューズです。マーチン自体は歴史も古く、カルチャーに根差したブランドなので、スケートと言ったらバンズ、モッズと言ったらマーチン。みたいなポジションですね。
逆に、40代、50代のトレンドに無縁。みたいな世代の方が履いていてもかっこいいかもしれませんね。
カジュアルにもエレガントにも履ける大人なブーツ
ブーツ=秋冬のイメージですが、実際は真夏以外は活躍します。
ファッションに無頓着な人は、何を買っていいか分からず結局スニーカーに流れてしまうので、ブーツを履くことで、その辺りと差別化することもできます。
ブーツ【アッパー】クロケット&ジョーンズのサイドゴア
イギリスの有名な老舗メーカー【クロケットジョーンズ(CROCKETT&JONES)】のサイドゴアがあります。ユナイテッドアローズなどのセレクトショップで売られており、ぱっと見からそこら辺の安い靴とは比べ物にならないオーラがあるシューズです。履き込んでいくと大人なシックな印象を与えてくれるので、スマートさを身に着けたい方に強くお勧めなシューズです。
ブーツ【アッパー】トリッカーズのカントリー
クロケット&ジョーンズ同様、イギリス生まれのトリッカーズ。ノーザンプトンという歴史ある靴の街生まれで、現存するグッドイヤーウェルテッド製法の最古の工場としても有名です。
カントリーラインでは、ブローグブーツ又の名をウイングチップブーツやカントリーブーツと呼ばれるモデルがメジャーで、日本での高級メンズシューズの中では、ウイングチップと言ったらトリッカーズというぐらい知名度があります。
ノーザンプトン=靴好きなら必ず聞いたことがある、メンズシューズの聖地。
トリッカーズは有名な話ですが、履き心地に関して、初めのうちものすごく硬くて痛いです。長く履いているうちに良く馴染んでくるので、履けば履くほど病みつきになる靴です。私も大好き。
ブーツ【ミドル】ジャランスリワヤのサイドゴア
クロケットジョーンズの約半分の値段で買えるのが、コスパの鬼ジャランスリワヤです。
安いのに、本格的な見た目で、レッドウイングやダナー同様の価格なので手が出しやすいです。
ブーツ【エントリー】Redwingのベックマン
ワークブーツブランドが作る、クラシックな佇まいのブーツ。程よくエレガントさも漂わせる為、キレイめ寄りのアメカジにも使えます。
↑茶芯が独特な革の変化を生みます。
茶芯=中まで染まりきらないので、履きこむ程に元々の茶色い地の色が表の色と重なって、一層靴に深みが増すデザイン。
スニーカー
疲れている時やアクティブに過ごしたい時にお勧めなのがスニーカーです。
スニーカーは大きく分けて、レトロなローテクタイプと、
最新の技術を用いた近未来的なハイテクタイプに分かれています。
個人の感じ方はあるものの、基本的な履き心地(クッション性、ホールド感)はハイテクタイプの方が優れており、ローテクタイプは古着やレトロなファッションに相性が良い傾向があります。
スニーカー【アッパー】SPALWARTのマラソントレイル
スパルウォートのスニーカーは見た目はスニーカーなのにレザーブーツ並みの値段です。そのため半端な気持ちでは買えない商品です。(ほとんどの方にとって必要ないでしょう)
値段の説明にはならないかもですが、1950年代に多くの軍用スニーカーを生産していたスロバキアで、一度は閉鎖した靴工場の設備をそのままに再稼働し、当時のままの技術で組み立てる靴がスパルウォートです。そんな靴は世界を探してもめったにお目にかかれないので希少価値はあると思います。
ニューバランスは履いている人多くて被りがちだしなー。というこだわりが強い方におすすめ。
スニーカー【ミドル】アディダスのアルファバウンス
カニエウェスト×アディダスで世界中に広がった独創的なハイテクフォルムのイージーブースト。それをより履きやすくして一般的に買いやすい価格に焼き直したような普及版がアルファバウンスです。
クッション性がありとっても履きやすいので、飽きたらランニングシューズにするなどつぶしが効いて便利。
スニーカー【エントリー】ヴァンズのオーセンティック
おしゃれ好きの間でローテクスニーカーといえばVANSかConverseというぐらい人気の高い定番スニーカーブランド。値段が安いので気軽に何足でも変えてしまうほどです。定番モデルはいくつも存在していますが、中でも創業時からあるど定番がオーセンティックです。
サーフィンから派生したスケートボードをバックグラウンドに抱えるVANSらしい西海岸チックなノリの軽さがあって、スケシューらしくグリップも素晴らしいので割と履きやすいです。ローテクなので過度な期待は禁物ですが笑
スニーカー【エントリー】コンバースのオールスター
VANSがスケートシューズならコンバースの起源はバスケットボールシューズです。その原作がオールスターです。ハイカットのフォルムとキャンバス素材にバルカナイズド製法の簡素な作りが、いつの時代になっても様々なテイストのファッションとマッチします。有名なロックスターが普通に履いていたりするのもポイントですね。
悪天候にも強い防水系シューズ
年間を通して大事な日が雨って事もあるでしょう。
そんな時、ちゃんとしたおしゃれっぽく見える防水シューズを一足持っている事で、大事な靴を汚さなくて済むというメリットが出来ます。
靴は汚れていたり、汚く見える状態で履き続けるのが最もNGな行為なので、汚れても平気かつ汚れが悪目立ちしない雨用シューズを買いましょう。
レインシューズ【アッパー】HUNTERの長靴
ドレッシーなスーツファッションにコーディネートしても不思議とエレガントさを失わずにまとまるのがHUNTERのブランド力ですね。ひざ下近くまで覆えるのでズボンの裾を汚さなくて済みます。
渋い大人こそ履いてほしい一足です。
レインシューズ 【ミドル】ダナーのハイキングブーツ
アウトドアや軽登山、バックパッキングなど歩くことを想定しているシーンでもがんがん使えるのがダナーのいいところ。マウンテンライトやダナーライトが特別に有名ですが、ゴアテックスのインサレーションがなくても十分タウンユース可能です。
シティーユースを想定しているならあまり派手なカラーリングより、黒や茶などの定番色がおすすめ。
レインシューズ【エントリー】Dr.Martensの8ホール
完全防水ではないですが、程よく雨を凌げるのがマーチンのハイカットです。
濡れても汚れても傷が入っても気にならない。まさに、がんがん履いた方が確実にかっこいいワークブーツ。それがマーチン。
夏に大活躍なサンダル
頻繁に履くのは夏場だけですが、家の近所に出かける時にあると便利なサンダル。持ってると持ってないとでは夏場の快適度が天と地ほどの差が出るので一足買っときましょう。別に安いビーサンでもキャラにハマっていればかっこいいのですが、欲を言えばちょっといいサンダルを持ってるとおしゃれに見えやすいです。
サンダル【アッパー】ユッタニューマンのレザーサンダル
サンダル【ミドル】アイランドスリッパーのレザーサンダル
ユッタニューマンほどのエレガントさは無いけれど、素材がレザーなのでビーサンほど安っぽくはありません。様々な色や素材が出ておりセレクトショップやブランドの別注品が多いのも特徴です。
↑新型?かと思いますが、通常のビーサンタイプと違ってチープ過ぎないのがいいですね。
サンダル【エントリー】Tevaのスポーツサンダル
キャニオニアリング(アメリカの川下り)で使用する事を目的に開発されたスポーツサンダルが元々で、履きやすく値段も手ごろなのでエントリー向けのサンダルとしても超おすすめ。夏場のお買い物からレジャーまで幅広く使用できます。
圧倒的洒脱さ。スリッポン
一癖あるフォルムだけど、いつものファッションにひょいと合わせるだけでファッションに精通した上級者っぽい見た目に見せてくれる。いわゆるこなれた雰囲気ってやつが出せる靴です。最後はそんな靴で締めます。
スリッポン【アッパー】オールデンのコインローファー
個人的に一押しドレスシューズブランド【オールデン】が作る、最上級コードバン製のコインローファーです。カチッとした印象のドレスシューズの中でもリラックスした大人なカジュアルに合わせやすいので、あれば重宝すると思います。
スリッポン【ミドル】パラブーツのモカシン(デッキシューズ)
パラブーツと言えばシャンボードが有名ですが、足に吸い付くような柔らかなフィット感が病みつきになるモカシンもおすすめです。
スリッポン【エントリー】ビルケンシュトックのボストン
楽々おしゃれスリッパの代表格といえばビルケンのボストンでしょう。クロックスよりもファッション性に富んだ素材使いで、見た目を向上させながらも快適さを失いません。
ソールも割と長持ちするので私もビルケンを8年以上履いてますがまだまだ現役で使えます。