松本小夜香という人が書いたロックT全否定の記事が話題なのでTシャツについて考える

Tシャツ

※2018年8月18日修正。

ふとアクセス解析を見たところ、この記事が軽い注目を集めていることが分かった。

そこで何気なく、自分自身で記事を読み返してみたところ、笑えるほど文章がへたくそだった(^^;)

加えて、記事を呼んだ人の多くが指摘されていたが、

肝心の炎上の原因を私は見落としていたらしい。

今回、修正と加筆をしたので、お暇な方は続きを読み進めてもらいたい。

 

ーここからが本文ー

 

今朝、Twitterを眺めていたら

ファッション系のアカウントをほとんどフォローしていないにもかかわらず、

珍しく、激しいファッション談義が繰り広げられている現場に遭遇した。

それがこちら↓

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あるファッション系の記事がネットで炎上

事態を要約すると、

キレイめアラフィフ、アラフォー向けのファッションコラムニスト

松本小夜香」さんという方が

ファッション指南系のWebサイトにて、

バンドT、ロックTをアラフォー以降に着ていると、

  • 大人になりきれていない
  • 常識がない

と周りから評価されかねない。

よって、

外着はもちろん、パジャマにもバンドTは着るべきでない。

断捨離を推奨する!

このように、バンドTを全否定する記事を書いた。

炎上の原因は主に

この、

バンドTは(本来プライベートなはずの)パジャマですら着る事が許されない!

的な、バンド愛を否定するかのような文言に対し、音楽が好きで着ている人達からお怒りの声が多かったようだ。

(当初この部分を注視していなかった為、論点がズレた記事を私は書いていた)

多くの人が指摘している通り、

  • 好きな服を着ればいい
  • 人が気に入っているファッションに対して、他人がとやかく言うものではない。

これはその通りだと思う。

それと同時に、

ファッションには特に関心がないけど、

単純にモテたい。とか、

少しでも自分を良く見せたい

的な願望を持っている人は、

服好きの数よりはるかに多いわけ。

だから、松本氏のこの記事のように、

そういう需要、ターゲットに向けて記事を書いた場合、

例えバンドTを全否定する事があったとしても、

それ自体は全く構わない。私はそう思う。

 

だって実際、筆者はそう思ったんだから。

(バンドTに偏見がある人が実際にいる。という証拠でしょ)

余談ではあるが、

私自身は他人が着ているバンドTを見ても、まったく何とも思わないし、

好きでも嫌いでもない立場だけど、

この記事を読んで、ロックが好きな人を対象に書いている記事でないことぐらいすぐに察しが付くし、

それに嘆く人の気持ちは理解できない。

だって、著者はカルチャーを否定しているわけじゃないでしょうに。

 

話は変わって、

ネット上では他にも

  • 年甲斐もなくロックTを着ているからこそかっこいい
  • 服装は個人の自由だ
  • 何時代の考え方だよ!

という著者に対する批判が殺到していた。

 

私がTwitterを見た時の感想は、

あまりにこの記事を批判するツイートが多かった事もあってか、

この筆者の肩を持ちたくなってしまった。

間違ったことを言ってないと思ったからだ。

ファッションのゴールは2つある

ファッションや洋服の話になると、

たいてい最後には

”ファッションは自己満足”

という結論で終わってしまう。

また、

ファッションの好みは人それぞれ。正解はない。

こう曖昧に断ぜられてしまいがちだ。

 

確かに、

  • ファッションは最低限自分さえ満足すれば成立する
  • ファッションの正解は人それぞれ違う

これは事実だろう。

でも、ことファッション論(服や化粧を用いた外見で自分の印象を操作するテクニックの話)に関しては、もう少し違った見方をする必要があると思う。

なぜならファッションの目的地は2通り存在するからだ。

  1. 自分が求める理想の姿
  2. 多くの人が好印象を持つ見た目

この歴然とした視点の違いがある。

優劣の話ではない。

 

例えば、

ファッションを自分視点でしか語らない人にとっては、

ファッションで自分をより良く見せる方法は関係ない話かもしれない。

だって自分の中のおしゃれこそ至高なのだから。

小さいコミュニティーで深く繋がっていればそれでいいわけ。

逆に、ファッションの力で、自分をより良く見せたいって人には

万人受けするファッションテクニックは馬鹿にされるものではなく、とても重要なはずだ。

 

服を選ぶとき、

他人の目線を優先するか、

自分の価値観や感性を優先するか、

この違いは大きい。

コアな層(少数派)にウケるか?

万人ウケを狙うか?

とも言い換えられる。

ファッション議論をする前には、最低この違いは押さえておきたい。

例えば、

ファッションで自分の評価を変えたい。と願う人にとって

時に、

自分の意見<他人の意見

こうなる事もあるだろう。

 

何を着ようが自由。はここではお門違い

基本は何を着ようが自由なんだけど、

それを言っていいのは時と場合による。

松本氏のこの記事の趣向を考えれば、

「何歳でどんな服を着ようが、その人の自由じゃ!」

という意見は間違っていると思う。

なぜなら、

上でも書いた通り、

松本氏のサイトでターゲットにしている層は

他人からの評価を優先する層だろう。

服でガンガン自己主張がしたい人達はそもそも参考にしてないサイト。

何でもかんでも

「どんな服装をするかは自由」

これはお門違いだ。

 

松本氏が言っているのは、

服装のルールがない中で、自分をより「良く」相手に印象付ける為にどうするのがベストか?

これのひとつの意見。

だからこそ、パンクやロックを聞くな。とは言ってない。と前置きがあるし、

「他人から、あらぬ低評価を受けたくなければ」と前置きもしている。

バンドTを着ている人=常識がない人。とは言ってない。

バンドTを着ている人=常識がない人。と思われかねない。と言っている。

世間とは浅はかなもんだ。

タトゥーでも同じことが言える。

このご時世、タトゥー(入れ墨)=や〇ざ。とは限らない。

でも、頭では分かっていても、

  • 怖い
  • 見たくない
  • 関わりたくない

と思ってしまう人が多いのも事実。

要は、他人からの評価を気にするのなら、

タトゥーが悪いかどうかが重要なのではなく、

現状、多くの人はタトゥーをどう評価するか?が一番大事。

それに善も悪もない。

 

アラフォー、アラフィフの婦人がバンドTを着ていたとして、

カッコいいと思う人もいる。

ダサいと思う人もいる。

清楚なトップスよりは

100人に見せた時にBAD評価を受ける可能性が高い。

松本氏はこう判断したんだろう。

私自身も別にそこには驚かない。

世間なんてそんなもんだよ。

他人はバンドに対する愛なんて加味しちゃくれない。

そこそこ悪評を受ける可能性だってある。

実際、グラフィカルなバンドTになればなるほど似合う人、

着こなせる人も限られてくる。

当然、無地のカットソーに比べたら限定されてくるはずだ。

ファッション論議は切り分けて考えるべき

基本的に、

世の中の殆どのファッション論(雑誌、ブログなど)は、

自分をより良く他人に見せるにはどうしたらよいか?

という視点で書かれている。

それに対して、

自分が好きなんだからいいじゃないか!

と突っ込むのはナンセンスじゃないか?

議論にならないでしょ?

私自身、スキニーデニムが全盛の頃、ずっとクラシックワークの太いストンとしたデニムやワークパンツを履いていたが、ファッションに無関心な人に理解されるとは思ってなかった。

ワークウェアーやミリタリーウェアーの良さを力説していたけれど、

その良さが理解できる人はごく一握りの人だ。

だからこそ、そこに選民意識が芽生え、そうじゃないファッションマス層を

下に見ている人が多い。ファッション業界のいけないところだ。

馬鹿にするわけじゃないが、マス層はいつだってモテる服が最重要だ。

一周周って、それがファッションの本質だと最近心から納得するようになった。

マイノリティーとマジョリティーってつくづく面白い。